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公務員時代の「うつ」もっとはやく辞めておけばよかったなという後悔の話

鬱々としている人

毎日疲れてしまってウツかもしれない・・・公務員として生きる日々に疲れてしまった。

辞めた方が良い気もするけどそんな勇気すぐに出ないよ・・・でもこのまま続けていると精神が崩壊しそう・・・公務員の時代の体験談を「うつ」に特化してお話していきます。

私は公務員の公安職(消防士、警察官、自衛官、海上保安庁etc・・・)に5年間勤務していました。現在は整体師トレーナーとして10年目を迎えました。

「うつ」なら早めに辞めた方が良い

はじめに結論をお伝えすると、公務員の仕事によって「うつ」を発症されているのであればなるべく早く辞めるか、休職をされることをおススメします。

目次

もっと早くやめておけばよかった

具体的なお話をすると、私は5年間公務員として働いていました。

辞める直前まで自分がうつだと気が付かなったせいで、辞めてからも「うつ」の症状に長い間悩まされることになりました。

結果、公務員を辞めてから目指そうと考えていた整体師としてのカラダの勉強や、好きなギターなど、やりたかったコトへのチャレンジが約2年ほど続いた「うつ」の症状によって遅れてしまいました。

忍び寄っていたうつ

試験に合格して就職してすぐにどこか「あんまりなじめないなぁ・・・」と感じていました。実はこの時から徐々に「うつ」が私を蝕んでいたのかもしれません。

私は公安職系の公務員として働いていましたので、試験合格後は職業訓練のため訓練学校に入ることになりました。

そこでは決められた決まりに沿って1日を過ごし、常に団体行動が多かったです。学校では私たち公安職系以外の事務職員も一緒に勉強していました。

どのような公務員の仕事でもおなじなのでしょうか?

団体行動をとる傾向があって、年功序列の上下関係には必ず従うこと。
従わないとつるし上げられて、つまはじきにされてしまうといった環境がありました。

就職当初から自由気ままでお人好しの性格だった私は大分集団から浮いていました。
しかし、お人好しな部分があるため頼まれたことは積極的に引き受けてしまっていました。

その一方で仕事をどれだけやったかではなく、訓練学校では学校で言うところの教官に気に入られた人間が優遇され優秀な人間として位置づけられていました。

これは訓練学校を出て公務員としての実務が始まっても同じことで、言うことを聞いてくれる人間が重宝されるのは当たり前なのですが、つるし上げられらり攻撃されるのはなんとも言えず悲しかったことを覚えています。

お人良しがうつのもとに

公務員としての実務が始まると、団体行動や先輩後輩を重視する人間関係はありましたが、同年代の同期なども多く、はじめは訓練学校時代の厳しい縛りから解放されたこともありプライベートでは少しだけマシな時間を過ごしていました。

しかし突然自分自身の性格が大きく変わるわけもなく、団体行動よりは一人が好き、しかしお人好しな部分はあるという性格が災いします。

結局実務が始まっても訓練学校時代と同じで、要領よく上司に気に入られる人間が希望の部署に入れたり昇進へ向けた試験時間の確保などを優遇されていました。

どのような環境でも自分次第というのは今では理解しているのですが、当時の私には非常に理不尽なモノにしか思えませんでした。

今ではやりたくもない公務員として働いていたのだから、理不尽に思うのは当然で早くやめておけばよかったとしか思いません。

もし自分を押し殺して先輩にゴマをすって昇進したところで、辞めるまで延々と自分を押し殺して生きなければならず発狂していたでしょう。

気が付けば常に無気力になっていた

先輩の言うことを聞き、やりたくない上にこの仕事は自分でなくても誰でも出来るよなぁという日々の業務を3年ほどこなしました。

仕事が終わらなければサービス残業し、早く終われば先輩に飲みに連れて行かれるといった日々。

何もない日には疲れて寝ているか、たまに温泉へ行ったりしてカラダを休めていました。

この時はこれが当たり前と思っていたのですが、長時間寝ても疲れがとれず寝起きには仕事に行きたくないと気がふさぎみ、仕事中も全身の倦怠感が抜けずに過ごしていました。

しかしお人好しを発揮して、疲れているのに他人の頼みを引き受けニコニコ無理をして笑っていました。

今思えば弱みを出してはもっといじめられてしまうとの防衛本能だったのかもしれません。

3年目には、どこか希望の部署があるか上司と面接がありました。

本当は何の希望もないのですが、適当にないと言うとやる気のないやつとか今後の進路や人間関係に支障が生じるので適当にマシに思うものを2~3提出しておきました。

しかし、幸か不幸か私がつよく公務員を辞める決心をする事となる部署へ異動が決まったのでした。

うつの発症・・・感情がなくなっていく

心が折れました。

異動先の部署はなんと、一番私が忌み嫌っていた訓練学校と同じ環境がある場所だったのでした。再燃する有無を言わせぬ団体行動と上下関係・・・

「やばいやばい・・・上手くやれるだろうか?」と異動する前なのにイヤな気持ちでいっぱいでした。

異動するとかなり古い寮に入ることになり、さらには先輩と一緒の部屋という私にとっては地獄そのものでした。

今ではそんなにイヤなら早くやめなさいよと思うのですが、当時はすぐに辞めるなんて思いもつきませんでした。

仕事を失敗すると長時間説教され、成功しても重箱の隅をつつくような感じで批判にさらされる毎日でした。

それに耐えて来た先輩は、武勇伝として昔の話をよく話していましたが、私にはそんな日々が続いていくのかという思いしかなく、そんな世界に染まり切ることが出来ませんでした。

そうした日々をこなす中、紆余曲折あり同期の中のリーダー役に任命される事件が起きました。

今まで全員に向いていた先輩の叱責がすべて私に向くことになりました。

ここでもお人好しの性格が災いしたのか、辛さを我慢してなんとか日々のリーダー業務をこなしました。当時はひどいときには睡眠時間が2時間ということもありました。

そんな中、理不尽に怒られても何も感じなくなり、遊びに出かけても楽しくなく、感情が薄くなっていく自分を発見しました。

仕事中はありませんでしたが、突然涙が流れてくるということもありました。

涙がながれていても感情はあまり感じられないという、今思えばかなり不味い状態でした。

そうした日々の中、これというきっかけの事件があったわけではないのですが

「あぁ、もう無理だ辞めよう。」

と、なにもしたくない、なにもできないという精神状態に陥りました。

上司に切り出すのに本当に勇気をかき集めなければならなかったのですが、ストレスと緊張でおなかが痛くなりながらも上司に辞めたいと告げました。

最初は引き留められましたが、断固辞めるコトを伝えると「なんで辞めようと思ったのか?」などと理由を聞かれました。

そのとき少しも公務員の仕事を続ける気持ちはなかったので、「言うだけややこしくなるんだろうな・・・」と思い何も話しませんでした。

当時は母親が手術をしたこともあり「母の病気のため」というあいまいな理由で押し切りました。

こうして私の公務員時代は「うつ」を発症し終わりました。

辞めてから知ったうつの怖さ

公務員をなんとか辞めたのですが、辞めたあとに「うつ」の怖さを知ることになりました。

辞めたおかげで元気になるかと思っていたのですが、辞めてからも気力が回復せずほとんど何もせず過ごす日々が続きました。

一日ベッドから起き上がる気力が出ずに、目から涙が突然あふれてくるというかなり危うい精神状態が続きました。

本当はカラダの仕組みに興味があり整体や精神的な勉強をしたかったのですが、約2年ほど「うつ」の状態が完全になくなることはなく体調不良に悩みました。

この体験が今では整体師トレーナーとしての仕事に役立っていますが、過去に戻れたとしてもう一度経験したいかといわれるともう2度と経験したくありません。

一日の中の気力を保てる少しの時間に心やカラダのコトについて勉強したり、運動をするコトを通して少しずつ自分を回復させていきました。

これは一番強調したいことなのですが、「うつ」が深刻になると回復にかなりの時間を要します。

下手したら今こうして元気にお話しできるような状態ではなかったかも知れませんし、下手をすればあちらの世界に旅立っていたかもしれません。

ですので、理由の如何に関わらず公務員の仕事によって「うつ」になっているのであれば早めに辞めることをおすすめします。

うつかどうか確かめる

自分で状態が判断できない方はこちらに当てはまっていないか少し考えてみてください。

「うつ」セルフチェック

1.寝つき

2.夜間の睡眠

3.早く目が覚めすぎる

4.眠りすぎる

5.悲しい気持ち

6.食欲低下

7.食欲増進

8.体重減少(最近2週間で)

9.体重増加(最近2週間で)

10.集中力/決断

11.自分についての見方

12.死や自殺についての考え

13.一般的な興味

14.エネルギーのレベル

15.動きが遅くなった気がする

16.落ち着かない

この中でバランスを崩していると感じるものが多いほどうつの傾向があるようです。

個人的には深堀りしすぎると辛さが増すかもしれないので傾向をつかめれば十分だとは思いますが、細かくチェックしたい方はこちらをどうぞ→「うつ度チェック 簡易抑うつ症状尺度」

ちなみに現在の私は上記のチェックで正常でした。

過去の自分の感覚を思い出してチェックしてみたら、思いっきりうつの判定が出ました。

辞めてもうつが治らない場合は???

公務員をやめてもうつが長期間うつが治らないケースがあるとすれば、

「うつ」になった原因が公務員の仕事以外から起きている時です。

この場合ストレスは減るかもしれませんが、公務員の仕事そのものがうつの原因でないので辞めても治らない可能性もあると思います。

改めて、うつなら早めに辞めよう

私が体験談を通してもっともお伝えしたいことは、「うつならはやく辞める。」ということです。

「うつ」のまま仕事をしていても仕事は楽しくないし、どんどん精神的に追い込まれ立ち直るのに長い時間が掛かります。
「うつ」は精神的に限界が近づくまで気が付かないことも多く、さらには周囲の理解が得にくい場合もあります。

気を抜いたときに風邪や病気になるように、公務員を辞めた後に表面に出ていなかったストレスが一気に襲い掛かって来たため、回復するのに約2年掛かってしまいました。

今でも2年あったらどんなことが出来たかな?とふと考えることもあります。
何事も勉強になるとはいえ、もしも過去をやり直せるならわざわざ2年間もうつで無駄にしたくはありません。

みなさんもし「自分はうつだな。」と思い当たることがあるならば早めに辞めることも考えてみてください。

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